１年間かけて学んできた総合的な学習の時間のまとめを、来年度４年生となる３年生に伝えることができました。

本田に棲んでいる絶滅危惧種「ハリヨ」の希少性や、今あるきれいな川を守り続けていくことの大切さを、実際にハリヨを見たり、水質検査をしたりする中で実感していくことができました。

３年生への発表では、一人一人が特に興味をもった内容ごとにグループをつくり、準備を進めてきました。

「どうしたらハリヨが大切であると分かってもらえるかな。」

「自分にできることを紹介するなら、すぐにできることがいいね。」

「瑞穂市の川について、どうやって紹介したら分かりやすく伝わるかな。」

どのグループも「身の周りの環境」について、少しでも知ってもらえるよう３年生の立場に立って考えてきました。

当日は、スライドやポスター、言葉を工夫し、精一杯伝えることができました。

３年生は一生懸命に発表を見たり、クイズに積極的に参加したり、次々に質問をしたりしてくれました。

４年生の子供たちは自分たちの思いを伝えることができて、やり切った気持ちでいっぱいになりました。 

総合的な学習の時間で培った力を、来年度も新たなテーマを探求することでさらに高めてほしいと思います。

そして、今年学んだことを忘れず、「身の周りの環境」を守り続け、故郷を愛する心を大切にするみんなであってほしいと思います。