5年生では、総合的な学習の時間で「1粒の米の向こうに」というテーマで、米作りとSDGsを関連付けて学んでいます。

6月には、米作りに関わるいろいろな体験や見学をしました。

子どもたちが初めに体験したのは、5月中旬の米の種まきでした。

土の上にたくさん種をまき、ふかふかの土をかぶせました。

1ヶ月ほど、ブルーシートの下で種から苗になるのを待ちました。

ブルーシートを外してみると、こんなに大きな苗に育っていました。

「これ本当に米！？」と子どもたちも驚いていました。

6月中旬、待ちに待った田植えです。代かきをしてならしていただいた田んぼに、育てた苗を植えていきます。

まずは「根切り」をして、たくさんの根でつながっている苗を小分けにしていきました。

初めて入る田んぼの感触に、「全然進まない！深い!」と苦戦していた子どもたちですが、慣れてくるとたくさんの苗を協力して植えることができました。

米作りのプロの先生に教えてもらいながら、腰をかがめ、印にそって苗を植えていく中で、農作業の工夫や大変さを感じることができました。

7月現在、苗は20センチほどに成長しています。

今後も観察や体験をしながら、米作りについて学んでいきます。