【子どもを主語にした研究討議 ~全校研究会(6年)】

昨日、6年生の算数科の「角柱と円柱の体積」の授業をもとに全校研究会を行いました。6年生は、三角柱の体積の求め方を考えました。難しい課題にも、既習事項をもとに粘り強く取り組んでいましたよ。

仲間と対話することで、互いにヒントをつかんだり、様々な考え方を知ったりすることができました。

教職員は、子どもの学びの事実を大切にして研究しようと、教師用タブレット端末を使って、児童の学習状況や考えの変容を記録していきました。

そして、児童のノートの写真や言動の変化から、子どもの理解が深まっていたか等を確認しあい、なぜそうなったのか、他にどんな手立てがあるとよいかを話し合いました。

これまで、教師の視点で「成果と課題」を討議することが多かったのですが、子どもの学びの事実をもとに、子どもの視点や思考に立ち返り、研究をすすめています。子どもを主語にして、「教師が子どもを育てる」という発想ではなく「子どもが育つのを最大限にサポートする」中小学校を目指しています。