西小校区の防災対策

 

「空梅雨」で始まった今年の梅雨でしたが、7月に入って、各地で豪雨による被害が出てきています。「線状降水帯」といわれるような、積乱雲が次々に発生し記録的な豪雨をもたらす事態が、九州や島根県で発生し、特別警報が発令され、大変な被害が出ています。この線状降水帯は、どの地域にも起こり得ると言われ、万が一のことを想定し、対応を考える必要があります。そこで、西小が避難所になった場合、どういう準備がしてあるのか紹介します。

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この地域の「避難所」は、「西小体育館」となっています。避難所となった場合、市の職員の方、自治会を中心とした自主防災組織が中心となって、瑞穂市の「避難所運営マニュアル」に基づいて、避難所が開設されます。その必要な備品は、西小体育館の東にある「瑞穂市 防災備蓄倉庫」に保管してあります。

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この中には、救急医療セット・毛布・タオル・ブルーシートをはじめ、トイレセット・リヤカー・おむつ・ストーブ・扇風機など、避難生活に必要なものが備蓄されています。

また、非常用食料として、【「アレルギー特定原材料等25品目不使用」の安心米のきのこご飯・アルファ化米飯(ひじきご飯)・カロリーメイトのロングライフ(チョコレート味)】の3種類が備蓄してあります。

アレルギーが心配な方は、一度成分を確認し、配給されたとき、食べてもよいのか明らかにしておく必要がありますね。

今回の集中豪雨災害のように、記録的な雨量により、大小の河川が氾濫した場合、近くの丈夫な建物に避難しなければなりませんが、この近くには西小の校舎ぐらいしかありません。最近では、学校でも校舎内で、より上の階の教室に避難することを、「垂直避難」として、実際、「いのちを守る訓練」でも、取り入れて実施するようになってきています。

いろいろな場面を想定し、対応を考えていく必要がありますね。