岐阜地区図書館審査 表彰式
2月27日、先日お知らせした、西小が「最優秀賞」を受賞した「岐阜地区学校図書館審査」の表彰式が、笠松の松枝小学校で行われました。
岐阜地区で、最優秀賞を受賞したのは、「瑞穂市立西小学校、本巣市立席田小学校、笠松町立松枝小学校」の三校で、表彰に引き続き、各校の図書館の取組についての実践発表が行われました。
下の写真は、会場となった松枝小学校の図書館で、全校の児童数も多いため、低学年と高学年の2つ図書館がありました。
そんな中、西小のような小さな図書館でも、受賞できたのには、少し「工夫と秘密」があったのです。
先日、全校朝会でもお話しましたが、広さ約96㎡(10m×10m弱)の西小図書館を紹介しましょう。
まず、◇図書館前の廊下には、ALTの先生と選んだ外国語の絵本◇と、◇4年社会科で活用するため、全国・県内から集めた「都道府県パンフレット・コーナー」があります。◇【情報センターとしての機能】
◇図書委員からの「おすすめ本の紹介コーナー」、校舎内の、ところどころに設置【読書センターとしての機能】◇
そして、調べ学習の際に、関連する本を探しやすくする、調べたい項目ごとに「図書リスト」を作成しています。【情報・読書センターとしての機能】
◇1年生教室前の広い廊下を活用した「低学年コーナー」◇ 固定した書棚に約560冊。すぐに手に取れます。
◇西小 最大の特色! 図書館内には、各学年の国語科の授業で、単元のまとめの言語活動で、取り組んだ「図鑑」「感想文集」「まとめの文」などを展示しています。【学習センターとしての機能】◇
図書館に来れば、先輩が取り組んだ「学習の成果」が、自由に見れます。
また、各学年で「学校図書館利用年間計画」を作成し、国語科だけでなく、社会科・理科・図画工作科・総合的な学習の時間などで、いつ・どのように、図書館を利用するのか、計画的に進めています。その成果を、「学びの宝物」として、掲示しています。
◇また、学習の宝物として、「授業のノート、自主学習ノート」の参考例を展示・保管・蓄積しています。【学習センターとしての機能】
◇もちろん、児童会図書委員会の取組も大切です。年に2回の、読書キャンペーンの取組表◇【読書センター】
◇読書タイムは、図書委員と一緒に。読み聞かせも担当します。
◇読み聞かせは、保護者の方、地域のボランティア方に加え、先生方も参加。「公開くじ引き」で学級を決定。
このように、西小の図書館は、小さいため取り組みの展示や掲示・保管が十分にできません。そのため、広い廊下を活用し、校舎全体を図書館のようにして取り組んでいます。