【急な災害への備え 「緊急地震速報」訓練】

昨日の10:00,市から流れる緊急アラートをもとに,「緊急地震速報」訓練を行いました。音楽や算数,体育など日常の授業の中,あの独特な音声が流れました。久々になった音声に,子ども達も驚いたことと思います。しかし,どの学年も騒ぐことなく,とても落ち着いた対応をすることができていました。

 

2年生の教室では,直前まで音楽の授業で大きな音声が流れていました。しかし,緊急アラートと担任の指示で,一瞬で静かになり,机の下にもぐりました。机の柱もしっかり支えています。その後,「今のは訓練でした。静かにいすに座りましょう。」という指示に対して,どの子も気のゆるみを見せることなく,先生の話を集中して聞いていました。担任は,そのことも併せて褒めていました。切り替えができること,緊張の糸を簡単に切らさないことが,災害時でも生かされるはずです。

1年生では,「緊急地震速報」訓練のあと,この速報の意味を指導していました。また,「登下校中にこの音が鳴ったらどうするのか」という担任の問いに,「ランドセルで頭を守る」「危険なところから離れる」といった意見が出ていました。他の場面でも,この訓練で学んだことを応用できそうです。

12月2・3日には,5・6年生を対象に,瑞穂市市民協働安全課の方をお招きし,「防災教室」を行います。これは,今年度初めて計画したものです。また,2月の地域の防災訓練には,6年生が参加する予定です。

予測不能な時代だからこそ,中小学校では「防災教育」にも力を入れていきます。