【中小の大先輩 浅野嘉雄さんへの感謝の気持ち②(6年)】
中小学校の大先輩 浅野嘉雄さんより6年生児童一人一人に「金子みすゞ 童謡集」を寄贈していただきました。金子みすゞは,「みんなちがって みんないい」のフレーズで有名な『私と小鳥と鈴と』の作者です。自然や宇宙のなりたち等をやさしい言葉でつむぎ,私達の心に大切なことを教えてくれる詩ばかりです。
6年生が浅野さんからいただいた詩集を読み,考えたこと等を自分なりの言葉で詩を作りました。それが,浅野さんへの恩返しです。
子ども達が書いた詩の中で,ある男の子の詩を紹介します。
『きせき』
人はよいことがあるとすぐ
「きせき」という
だが近くにきせきはある
自分が生まれているきせき
自分が生きているきせき
人はとても不思議である
近くの大きなきせきに
気づいていないから
浅野さん,金子みすゞ。そして子ども達の感受性から,学ぶことがたくさんあります。