5年国語 研究授業

 

10月17日(水)、5年国語「大造じいさんとガン」の研究授業を行いました。

 

西小では、みなさんが授業で活躍し、「できた、わかった」といえる授業をめざし、学力が向上していくよう毎日取り組んでいます。

5年生では、これまでの授業で、椋鳩十作「大造じいさんとガン」の作品の魅力を、「心情の変化」「表現の工夫」「構成の工夫」の3点から紹介できるよう、グループに分かれて、分析・考察してきました。

 

 

今日の授業では、3つの点から魅力を紹介し合い、その後、交流する中で、自分の考えを広げたり深めたりすることをねらいました。

まず、各チームの発表です。

「心情の変化」チーム=掲示資料(白) 登場人物の心の変容を整理していくと、特に大造じいさんの残雪に対する心の変化がおもしろい!

 

「表現の工夫」チーム=掲示資料(黄) 各場面の「美しい表現」「緊迫した表現」を整理すると、そこから「伝わってくる気持ち」を表す、すごい表現がいっぱい!

 

「構成の工夫チーム」=掲示資料(ピンク) 物語の4年の年月を整理すると一場面1年で描かれ、しかも気持ちが高まるよう「起承転結」で描かれている!

 

「調べ学習」チーム=掲示資料(プロジェクターシート)作者椋鳩十の歩みを調べていくと、動物の姿を描く中で、命の大切さを表現している!

 

みんな、自分たちが推す魅力を伝えようと、どんどん深く読み取っていきましたね。

今回の授業では、自分たちで、読み取り、調べたことを、分析・考察し、それを、まとめて発表しました。そのため、その活動の中で、思考力・判断力・表現力が培われ、仲間とのコミュニケーションする力も必要となります。国語科における、「主体的・対話的で深い学び」の一つの形を示しました。

 

自分たちの推す「魅力」を伝えようと、本当によく頑張りましたね。緊張もたくさんしました。お疲れさまでした。

西小は、平成29・30年度、岐阜教育事務所から「学力向上推進校」の指定を受けています。今回の授業も、この関連で実施しました。こうした取り組みも含め、西小の取り組みを、10月27日(土)の「西小公表会」で発表します。