西小 ひびきあい集会 学級の宣言に向けて

 

11月12日(火)、「ひびきあい活動」についての全校集会が行われました。今回も集会の入退場は、執行委員が総出であいさつに立ち、笑顔で、全校のみんなを迎え入れ、送り出す姿がありました。

 

今日の集会では、12月2日に行われる「ひびきあいの日」の活動の一つ、学級宣言の取組方法について、児童会執行委員から提案がありました。

 

岐阜県では、人権週間に、毎年「ひびきあいの日」を設けて、人権教育に関する取組を行っています。西小では、ひびきあい活動を通して、人権意識の高揚を図るとともに、仲間のことを思いやり、仲間とのくらしを大切にして、正しい行動がとれる心を育てる取組を行っています。

今年はまず、新旧図書委員会の3人による、「オレンジ色のペンギン」の読み聞かせが行われました。

 

そして、その後は、執行委員が中心になって、進められました。

◇学級で学年で、毎日のように行われている取組の様子を、高学年の部屋をのぞいてみよう!◇

■高学年のある教室■

 

ここでは、困ったことがあった時、さっと動いてくれる仲間がいました。そして、その姿を見つけ広めてくれる仲間がいました。「輝き見つけ」があふれる、仲間のよさを認め合う学級の姿がありました。

さらに、毎日の生活の中で「あいさつがあふれる学級」があり、大縄跳びの練習で、失敗した人に対し「あったか言葉」をかけられる学級の姿がありました。

 

こうした西小の姿から、

◇みんなで、学級の中で仲間を大切にする取組を発展させ、「ひびきあいの学級宣言」してみませんか◇、という提案がありました。

 

ペンギンの「輪」で、ひびきあいの「輪」を示し、児童会スローガンの「わ!」を意識させる提案がされました。

 

校長先生の話では、西小での「ひびきあいの姿」として、

1.もうすでに「ひいきあいの姿」があったよとして、10月25日の研究発表会での、先生の指示や質問に呼応する姿、自分の思いを自信をもって発表する姿、仲間の考えに呼応する姿など、とてもよい姿があったこと。

2.みんなが活動する「ひびきあいの場」としてある「自分たちの教室」で、学級の問題に対し自分たちの思いを出して解決し、自分たちの歩みを残してきていること。

3.仲間のことを思い支える声かけは、運動会で迫力ある声となり、大縄跳び大会で温かく励ます声となり、卒業式では仲間への感謝や後輩への思いを込めた合唱の声となる、そうした西小には声の歩みがあること。

 

4.学校の教育目標「豊かな心をもち たくましく生きる力」に込められている「強くしなやかに生きる力」について、「強い」とは、単に力が強い、からだが強いのでなく、①からだを突き動かす力、②何かに立ち向かう力、③自分と向き合う力、④心を切り替える力、⑤自分を律する力、⑥人を受け入れる力、など6つの力があることだという、お話がありました。

ひびきあいの学級宣言に向けて、取り組んでいきましょう。