【家族や地域を支える立場に 防災教育(5・6年)②】

12月2・3日に5・6年生を対象に,瑞穂市役所の市民協働安全課の方をお招きし,防災教育を行いました。

非常食は水を入れてかき混ぜ,60分でおいしいごはんになりました。3種類試食しましたが,どれも長期保存ができ,簡単においしくできる便利さに驚きました。

市役所の方から地震用と洪水用のハザードマップと防災読本をいただきました。自宅近辺や通学路の危険度や危険箇所を確認しました。集中豪雨になった時には,水に浸かり,道と用水路の区別がつきにくい危険な場所があることに気付きました。

新聞紙やビニール袋,ラップ等,身近にある日用品で,非常時にはどんな活用方法があるかを考えました。児童の発想は大変豊かでした。新聞紙でスリッパ,大きな袋でレインコートを作るなど,様々な活用方法があることを知りました。

今回の学習で,児童は地域の一員として,「助けてもらう立場」ではなく,高齢者に避難を呼びかけたり,家庭や避難所生活で活躍したりして「支える立場」として期待されていることも自覚しました。「自助」と「共助」。明日くるかもしれない非常時のために,今できることを考える貴重な学習になりました。