【タブレットを使ってできること ICT研修(4年)】
先日,4年生の社会科の授業においてICT研修を行いました。ヨハネス・デ・レーケによる木曽川,長良川,揖斐川の三川分流工事はどのような工事だったのか,またなぜ行われたのかをタブレットを使って調べたり,考えを深めたりしました。
教師からは,「当時の木曽三川付近の川の様子」の絵や「当時西濃地方でおきた洪水の数」や「数々の工事前後の洪水の数の変化」等のグラフや表が準備されていました。子どもたちは,それらの資料をもとに,さらに調べたいことを自ら調べていきました。「ヘクタール」という面積の単位の意味,デ・レーケの母国であるオランダの河川の状況等…,個に応じて,調べたい内容は違います。
全体交流の場面では,タブレットに発表者の資料が映し出され,「このグラフから~」等と指し示したり,複数の資料を関連付けたりして,自分の意見を発表していました。自分で,工事前後の河川の変化を図に書いて説明していた子もいました。教師は全員のタブレットの状況を把握し,意図的指名や支援を行うことができます。
今回,本校のICT研修は3回目となりました。こうした研修を重ね,教師間で「自分も取り入れてみよう」「教えてあおう」という空気が広がっています。