【自然体験活動を通して学んだこと 藤橋研修①(5年生)】
先週の水曜日、5年生は岐阜県揖斐川町にある「ふじはし星の家」で様々な自然体験学習を行いました。班対抗丸太切り対決、野外炊事、クラフト作りを行いました。その様子を2回に分けてお伝えします。
藤橋研修のスローガンは「感謝の気持ちをもち、みんなで協力して、全員が楽しかったといえる藤橋研修にしよう」です。どんな研修にしたいか、みんなで願いを話し合い、時間行動の取組を経て、いよいよ当日を迎えました。
朝7時の集合でしたが、みんな元気いっぱいです。バス内は密を避けた配置で、いざ藤橋へ。藤橋は少しひんやりしており、山々は色づき始めていました。
最初の活動は、「班対抗丸太切り対決」。スギ、ユリノキ、ケヤキの3種類の木を、班の仲間とリレー形式で協力して切り、タイムを競いました。体験を通して、香り、重さ、硬さなど、木によって様々な違いがあることが分かりました。
ある女児の振り返りの一部を紹介します。
『「班対抗丸太切り対決」が特に心に残りました。それは、班の全員が「上手!」「あと少し」「がんばれ」など、たくさん声をかけたり、あせって丸太から刃がぬけてしまっても責めたりすることなく、相手が喜ぶことを言ってくれたのが、とてもうれしかったし、スローガンの「協力」がとてもできていたと思うからです。』
難しいことや失敗もありましたが、仲間同士の声掛け一つで、こんなにも力ややる気を与えたり与えられたりするものなのだということを、実感を伴いながら学びました。