【すべての人が幸せになるために~人権教室】

先週の金曜日、地域の人権擁護委員の皆様をお招きし、4~6年生を対象にして、「人権教室」を行いました。前半は、体育館で「人権」の意味、私たちの生活の中にある様々な差別について、また、いじめ等困ったことがあった場合に相談する人や場についてお話していただきました。

人権は「誰もが生まれながらにしてもつもの」であり、「人が自分らしく生きるためにもつもの」「すべての人が幸せになるためにもつもの」だと教えていただきました。それは、友達、先生、家族等、今自分のまわりにいる人はもちろんのこと、高齢者、外国人、障がいのある人、みんなです。

5年生は、ユニセフに募金をして、「世界で苦しんでいる仲間の力になりたい」とプロジェクトをしていますが、「世界にある不平等」に目を向けています。この事実が「人権」に通じるところがあると、子どもたちは、多面的多角的に考え始めました。

人権教室の後半には、人権擁護委員の方が、各教室で人権に関わる道徳の授業を行ってくださいました。子どもたちは、自分の経験と照らし合わせたり、自分ごととして考えたりして、充実した、とても温かい空気に包まれた時間となりました。

家庭教育強化週間だったこともあり、人権教室で学んだことをもとに自主学習をしたり、自分で考えたことをまとめたりした児童もいました。

中小学校の「ぽかぽか言葉」の虹は貼り切れないほどに集まり、完成しました。

これからも「相手意識」をもって人と関わり、互いを認め合い、感謝しあう学校でありたいと考えています。