【みんなで力を合わせて材料を買ったよ(たんぽぽ学級)】
先週の金曜日、たんぽぽ学級の8名は、生活単元、自立活動の学習の一環で、瑞穂市内のスーパーマーケットに買い物に出掛けました。たんぽぽ学級では、これまで学校の畑で大豆を育ててきました。その大豆を加工するために必要なもの、足りないものを購入するためです。
3年生の国語では「すがたを変える大豆」という教材があります。大豆がみそ、しょうゆ、きな粉、豆腐、納豆等になることを学んでいます。そこで、たんぽぽ学級の3年生児童がアンケート用紙を作り、大豆で何を作りたいか意見を集約しました。そして、豆腐ときな粉に加工することを決めました。
スーパーマーケットでは、店員さんに「大豆はどこにありますか」と聞くことができました。しかし、案内されたのは大豆の水煮。みんなでそれを見て、自分たちが購入したいものとは違うと判断し、乾燥させた大豆を購入することができました。また、にがりのある場所も見つけることができました。
分からないことは店員さんに尋ねる、複数ある商品の中からより目的にあったものを選ぶ、金額を見て概数で合計金額を見積もる、おつりが正しいか確認する、みんなが使うところではマナーを守る等、みんなで学んだことはたくさんあります。それぞれが目標や役割を持ち、みんなでやりきることができました。
こうした体験が、実生活でも生きてはたらく生活力、コミュニケーション能力となっています。