家族参観=JAXA、傘袋ロケット、宇宙おにぎり、引き渡し

 

5月25日(土)、西小PTAの家族参観がありました。毎年、この行事は、PTAの本部・父親委員会・母親委員会のみなさんが中心となって企画し、周到な準備をして、全校の児童や保護者の方々が安全に取り組め、楽しめるものになっています。

  

今年は、あの「はやぶさ」で有名なJAXA(宇宙航空研究開発機構)から、実際にロケット開発やロケット発射に携わっておられた担当の方に来ていただくことができました。

 

ペンシルロケットから始まった日本のロケットは、現在では、国際宇宙ステーションに物資を届ける大役を担い、成功率90%を超える安定したロケットの開発に成功しています。

 

さらに現在、小惑星探査機「はやぶさ2」が、3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」から、サンプルを採取してもどってくるミッションに取り組んでいます。

お話が終わると、たくさんの人が、講師の先生に質問をしに行ったり、実際の宇宙食を見学に集まってみえました。

 

その裏では、母親委員会のみなさんが、「宇宙おにぎり」の試食に向け、家庭科室でお湯を大量に沸かして、準備していただいておりました。

 

お話の次は、「傘袋ロケット」の製作を、親子で体育館で行いました。

 

これは、雨の日、スーパーなどの入り口によく設置してある「傘袋」を利用した、安全なロケットづくりです。

  

父親委員会のみなさんのアドバイスを受けて、ロケットづくりが始まりました。傘袋を膨らませ、紙製の尾翼をテープで付ければ完成です。

  

講師の先生も、ロケットづくりを参観されました。

この日は、暑かったのですが、瑞穂市が今年導入した「体育館用扇風機3台」が、フル稼働しました。

そして、完成した人からグランドで、「テスト飛行」及び「飛行訓練」を行いました。

  

手で投げてもよし、お尻のあたりをポンと軽くたたくのもよし、大変暑い中でしたが、熱中症に注意しながら、親子で「飛行訓練」に取り組みました。

 

そして、今度はいよいよ宇宙食「宇宙おにぎり」の試食です。役員のみなさんは、各務原市の航空宇宙博物館から宇宙食を仕入れ、お湯で戻す時間をいろいろと研究し、最もおいしく食べられる時に、食べてもらおうと、工夫してみえました。

  

学年ごとに配布していただきました。でも、予算の都合上、児童一人につき1パックです。親子で分け合って食べていただきました。

 

手を洗い、手指消毒をし、準備は万全です。

  

「さあ、実食です。」 思っていた以上に「おいしかった」そうです。

  

「宇宙おにぎり」の感想と、「傘袋ロケット」の感想を、PTA役員の方が体育館中をまわって、インタビューしていただきました。

 

これで、全てのプログラムが無事終了しました。

この後、メール配信がなされ、児童の引き渡し訓練へと続きました。

西小PTAの一大イベントが、無事終了しました。関係者のみなさま、本当にありがとうございました。