【もしもに備える防災教室(5・6年)①】 

昨日,今日と5・6年生を対象に,瑞穂市市民協働安全課の森さん,近藤さんを講師としてお招きして「もしもに備える防災教室」を行いました。これは,中小学校の高学年児童に,防災に対する意識を高め,非常時にも地域に貢献できる人になってもらいたいという願いのもと,今年度新たに企画したものです。

4時間にわたって講話・体験・見学・グループでの追究活動等を行いました。

まず,講話では,大きな被害が予想される「南海トラフ地震」が30年以内,つまり自分が生きている間に起こる可能性が非常に高いため,様々な備えが必要であること,コロナ禍での避難の在り方が変わってきていること等を学びました。

体育館では,避難所生活で使用される段ボールの床や間仕切りを設営し,避難所生活に思いを馳せました。

トイレの凝固剤の便利さを知り,停電・断水を想定し,どの家庭でもたくさん備えておくべきだと学びました。

中小学校の校舎の裏にある備蓄倉庫の中を見ました。赤ちゃん用のおむつ,発電機,炊き出し用の煙突まで,いろいろなものがたくさんありました。ただ,十分な数ではないことも分かりました。

「自分の命は自分で守る」「自助」の発想が大切。家庭での家具の固定や食糧等の備えについて,ぜひ家庭で話題にしてください。明日も「防災教育」についてお伝えします。

尚,この学習については,中日新聞の12月3日の朝刊に掲載されました。