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家族参観日 災害用炊飯袋(ハイゼックス)体験と引き渡し訓練

   2018/05/30

5月27日(日)、今回の家族参観日は、「地域とともに命を守る西小学校 ~地震等の災害時に何をすべきか~」のテーマに災害用炊飯袋(ハイゼックス)を使用した炊き出しの体験を行い、食育・防災学習の両面から企画しました。

  

  

5月12日(土)、事前のリハーサルの様子です。日本赤十字社・瑞穂市地域福祉高齢課から、職員の方に来ていただき、PTA本部、父親・母親委員会のみなさんが、災害用炊飯袋(ハイゼックス)による防災食の研修を受けました。

 

そして、当日必要な器具の製作も行いました。あの底の抜けたコップは、みんな、手作りですよ。

 

これが、ハイゼックスにお米と水を入れた状態です。ポイントは、空気を完全に抜くこと、口をゴムでしっかりとしめること。これを、大釜に入れて、30分位ゆであげます。このときは、先に、塩こんぶを入れてみました。

  

前日の26日(土)も、米を洗ったり、説明に必要な小道具を製作したり、準備も大変でした。

そして、27日(日)の本番当日、PTA父親委員会のみなさんの説明から始まりました。練習の成果・事前の準備の成果がでましたか?

  

今回の企画は、食育・防災学習の両面があり、お米は、巣南営農組合から3年生の米づくりで収穫したお米の一部を提供していただき、ご飯のおともとして、梅干しと塩こんぶは、JAぎふ巣南支店から提供していただきました。日本赤十字社からは、ハイゼックスの袋と講話を、瑞穂市地域福祉高齢課からは、必要な機材の提供をしていただきました。

 

さあ、実際にやってみて、空気は抜けたかな? しっかりとゴムで結べたかな? 自分の分と親さんの分ができたら、体育館で防災学習を受ける途中で、学年別のザルに投入しました。

 

体育館横では、6基のガス釜(防災用備品)が準備万端待ち構えています。火の番は、瑞穂市地域福祉高齢課のみなさんと母親委員会を中心に、PTA本部・父親委員会が行いました。

 

30分程で、おいしそうな防災食がゆであがりました。

 

ゆであがるまでの間、体育館では、熊本地震の際に、実際に救援に向かった日本赤十字社の職員の方から、親子でお話を伺いました。また、防災の機材の提供をしていただきました地域福祉高齢課の方からも、お話を伺いました。

 

 

今回の「ハイゼックス」を用いた演習・体験は、リーダー層を対象にした研修で実施したことはあっても、児童・一般の方を含めた500人規模の演習は、珍しいそうです。そのため、瑞穂市の広報の方も取材に来て見えました。

 

さあ、ごはんがゆであがり、いよいよ「実食」です。大変高温になったごはんをもらい、梅干しと塩こんぶをごはんのお供にもらいました。でも、この配食(ごはんを配る作業)に予想以上に時間がかかってしまいました。お待たせして申し訳ありませんでした。

 

たくさんの保護者の方に来ていただいたので、体育館も一杯でした。災害時、全員の方が西小を避難所にしている訳ではありませんが、避難所生活の大変さ・困難さを実感できた瞬間ですね。

  

さあ、食べようとしたら、「時間切れ」となってしましました。限られた時間で、試食された方もみえましたが、味もそうですが、この企画もなかなか好評でした。でも、配食のはじめの方と、終わりの方ではかなりの時間差が出てしまったこと、これは、なかなか難しい問題ですね。

  

      

この後は、教室での「引き渡し訓練」が行われました。食育・防災にかかわって、かなり充実した家族参観日となりました。PTAの役員のみなさん、本当にありがとうございました。「地域とともに命を守る西小学校 ~地震等の災害時に何をすべきか~」のテーマに、近づけたと思います。

 

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