地域や社会の中でも「共に生きる」を
嬉しいお知らせが学校に届きましたので、紹介します。
先日、地域の方からお電話をいただきました。内容は「高齢の母親が散歩中に転倒して動けなくなっていたところを、下校中の穂積中学校の生徒が助けてくれました。」との事で、1年生の女子生徒3名であることがわかりました。かかわった生徒に、その時の状況を確認すると、下校中、転倒して起き上がれないでいる女性を発見したそうです。協力して起こし、声を掛けると「大丈夫」と言われたので、いったんはその場を離れたそうです。しかし、心配になったので引き返してみると、先ほどの女性が、その場から動くことができず、辛そうにされていたので、3名でご自宅まで送り届けたそうです。
いただいた電話や生徒の話を聞きながら、心が温かくなりました。それと同時に、このような行動が自然にできる生徒を尊敬します。「共生宣言」を掲げ「共に生きる」ことを意識しながら生活をしている校内だけでなく、地域や社会の中でも「人と人とのつながり」を大切にして思いやりの心をもって生活できている姿を知ることができ、大変嬉しく思います。穂中生が生活していく地域の中でも、「共に生きる」ことを大切にし、地域の方々と支え合い、共に前を向いて生きていくことを期待しています。この3名の姿から、さらに広がっていくと信じています。